【事業レポート】9/16 とちぎ学生未来創造会議「企画立案力を高める」

9月16日、とちぎ青少年センターで、とちぎ学生未来創造会議によるセミナー「企画立案力を高める」を実施しました。ユースより、岩井と3期生の江連、一期生の主計が参加しました。岩井が報告します。


とちぎ学生未来創造会議は、社会課題と向き合い、力をつけた学生を育むことと、未来や社会を考える大学生間のネットワークを構築していくことを目的としています。


今回は、栃木県社会福祉協議会と鹿沼市社会福祉協議会の方をゲストに、実際にあった地域の福祉課題に対して、どのように対応を考えていくかをワークショップを交えて実施しました。



まず、企画の作り方やプロセスの説明を受けた後、参加者に課題が出されました。


「重度身体障がいを抱えるAさん、男性、38歳、脳性まひによる障害。体が複雑におり曲がったままで固まってしまっており、寝返りもできない状況。そのため一日、布団の上で腹這いになっているという状況。母(67歳)と二人暮らしをしている。北海道に行くという夢がある。」


これは実際にあった相談で、このAさんの夢である北海道旅行をどう実現できるかの企画の実践を行いました。参加した学生は31名。それぞれのグループで、旅行の目的や内容、手法、リスクマネジメントなど、を話し合い、模造紙にまとめ発表。






地域にある福祉課題(広く、人を必要としているニーズ)を可視化することが、若者にとっての社会意識やなんとかしたいという意欲につながると確認できました。



企画の重要性は、新たな動きを作り出すときに必要になる。社会的価値観が転換される現代社会において、その新たな価値観を生み出すためにも企画は重要。また企画が絵に描いたもちではなんの意味もない。そこに動く力も企画において重要だと大学の先生が言っており、共感。



個人的な感想としては、
問題は、こうした課題をいかに可視化していくことができるか。見えれば、動く若者はいる。
福祉課題に関しても、福祉専門家だけが対応するのではなく、分野を越え、一人ひとりが日常的に関わりやすい環境ときっかけ、そしてその課題に対して対応できる知識と想いと技術を育める場の重要性が今後も高まってくると思った。

また学生に企画書に必要な力を尋ねると、”情報に基づく発想力”を中心に考えているよう。情報の重要性は、間違いないが、企画を机の上で行われるものだけとして捕われがちな気がした。情報を聞き出すことや、情報がない中での現場体験など、現場で感じるリアリティをいかに伝えられるか、また彼らに見せることができるか、それが個人に追求していきたいと思いました。