[事業レポート]6/20 NPO理事のためのマネジメント力向上講座 vol.2 ミッション実現の道筋づくり-中期計画の作り方-

NPO理事のためのマネジメント向上講座」の第2弾「ミッション実現の道筋づくり―中期計画の作り方―」をテーマに、栃木県内の様々なNPO理事(設立を考えている任意団体含む)18名の参加者にお越し頂き、開催しました。

 

10年前からNPOのキャパシティビルディングに取り組む「パブリックリソースセンター」の事務局長岸本幸子さんを講師にお迎えしました。

 

岸本さんは、30年前に、子どもを預けて働くことがなかったことから、仲間(保育士と保護者)と共同保育所を設立運営したことを機に、市民活動の先駆けの1人となりました。その後渡米し、現地のNPOとの出会いから、日本でもNPOの組織力強化(キャパシティビルディング)の必要性を痛感し、10年前からパブリックリソースセンターを立ち上げ、当時はどこもやっていなかったインターネットでの寄付サイト(ギブワン)やNPOマネジメント研修などを実施しています。

 

 

 

岸本さんの中期計画の作り方では、そもそも中期計画を必要性の確認から始まりました。内部をまとめていくもの、外部へアピールしていくもの、事業の継続性や実現性を高まるもの、世代交代に必要なもの、人材育成になるもの、事業の評価と効果を検証する軸となるものなど、中期計画においては、それぞれの団体の段階に応じて、必要性や取り入れる項目などが変わっていきます。概念だけでなく、実際に他のNPONGOの中期計画を見させてもらい、その内容や重点を入れる項目の違い、発信の仕方など違いも実感として持つことができました。中期計画を創る上で、組織の労力がかかることからも、計画づくりのための枠組みを事前に描いてから始めていくことなど、策定のプロセスも確認できました。そのはじめに、現状分析や組織・事業の棚卸が重要であることも学びました。

 

ワークショップでは、3年後のビジョンを創るワークと参加者間の共有、研修後各団体に持ち帰り活用できるように「中期計画づくりのための計画」づくりを行いました。中期計画作り方の話を聞いて終わるのではなく、参加者が実際に作る演習をすることで、その理解と難しさ、必要性を深めることができました。

 

参加者のアンケートでは、“全員が満足”と回答され、また全員が次回も参加する回答でした。まとめの時間では、今までの講演やワークを整理して下さった上に、岸本さんから“中期計画は大事だけれど、実際に取り組んでいる団体や取り組もうとしている団体はまだまだ少なく、こうして参加し、学ぼうとしている参加者は、ほんとに大事な人材であるし、敬意を表する”とのお話もありました。

 

  改めまして、ご参加頂きました皆様、お忙しい中長丁場の講座でご講義頂きましたら岸本様、ありがとうございました。

 

次回は、725日にNPO法人アサザ基金(茨城県)の代表理事飯島さんにお越しいただき、「共感で地域を巻き込む―社会資源の開拓と活用、発信―」をテーマにした研修を実施します。各回参加可能な研修ですので、1、2回目に参加できなかった方も、是非、ご参加下さい(必要であれば、参加者の皆様には、前回の資料をお渡しすることも可能です)。 当日お会いできることをスタッフ一同楽しみにしております。

 

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