7/7-8 ユースワークキャンプinいわき vol.2 第1日目

復興支援プロジェクト第2回目

若者のアイデア・行動力で復興を支援するプロジェクト

ユースワークキャンプinいわきを実施しました。今回は、先月に続き第2回目です 

※「ユースワークキャンプinいわき」は2013年の3月まで毎月1回実施します。

 

------------------------------------------------------------------------------------

日時:7月7日(土)6:20~ 8日(日)19:00

場所:福島県いわき市

  (好間第一仮設住宅、ザ・ピープル事務所、いわき市沿岸部、湯ノ岳山荘)

参加者:9名(内スタッフ2名)

プログラム協力:NPO法人トチギ環境未来基地

      栃木県益子町での環境整備活動や、福島県いわき市での仮設住宅支援

      や 海岸林の整備など継続的に復興支援を行っている環境保全団体

主な活動内容:

(1)仮設住宅での工作教室の運営補助(生きがい・手仕事づくり)

(2)現地NPO・被災状況視察

(3)プランター製作キットの準備 (仮設住宅でのプランター作りに使用) ------------------------------------------------------------------------------------

参加者は、7名の若者たち。

それぞれが、サークルやNPO等で活動しており、バラエティに富んだメンバーが集まってくださいました。

また、前回に引き続き参加してくれた学生もおり、また一緒に活動できるのが素直に嬉しかったりします。

 

復興の踊り場

天気は、あいにくの雨模様。

そんな梅雨空にも負けず集まったメンバーと、一路いわきへ。

いわきは晴れているかも、という期待もむなしくいわきも雨。バシバシと音を立てて降っています。

 

まずは、運営パートナーであるトチギ環境未来基地さんより、オリエンテーションと、いわき市の現状や仮設住宅の状況などについて、説明を受けました。

(トチギ環境未来基地(以下、未来基地)の方々にプログラム運営にご協力してもらっています)

 

3万人近い方がいわき市へ避難してきており、その多くが双葉郡の方で原発からの避難だそうです。3万人といえば、町ができちゃう人数。

住民と仮設住宅住民との軋轢なども散見されるようになってきたそうです。

 

復興庁の方の話によると、阪神淡路大震災や中越地震の復興モデルから見ても、この時期は復興の踊り場と言われていて、復興への地固めをする時期だそうです。特に生きがいや仕事づくりが重要なテーマだと。

今後、仮設から出ていくのは、経済力があり、ネットワークを持っている方。そうすると残っていくのは・・・・。そこに仮設住宅支援の本質があるようです。

 


雨の中での苗木植え替え作業

その後は、未来基地さんが取り組んでいる海岸林再生プロジェクト「苗木forいわき」の苗木の植え替え作業のお手伝い。

雨の中の作業でしたが、さっき顔を合わせたばかりのメンバーも、すっかり打ち解けた様子で息の合った連係で活動を行っていました。

バランストンボ教室@好間第一仮設住宅

午後は、好間第一仮設住宅の集会場にて、大人の方向けの竹細工教室のお手伝いです。

雨の勢いも弱まるどころか、強くなる一方。

みなさんに来ていただけるか心配な面がありましたが、20名弱の方が参加してくださいました。参加者のうち半分は男性の方々。

今回製作するのは、「バランストンボ(↓)」というトンボ型のやじろべー。それを講師となる未来基地さんからレクチャーを受けながら、参加者のお父さんやお母さんたちと作ります。

さすがに、男性は上手い。あっという間に完成させ、他の参加者への伝道師として活躍してくださいました。

お母さんたちも、「小刀を使うのなんて久しぶり~」といいながら、和気あいあいと活動していて、楽しんでいた姿が印象的でした。

 

きっとこんな雰囲気を創れた一因には、プログラムの面白さもさることながら、若者たちのエネルギッシュでイキイキとした表情や姿があったからかと思います。 終了後も、お話を楽しんでいたり、元気よく帰路についていく姿をみて、こういった活動が、生活の彩りとなってくださっていることを実感できました。

 

NPO法人ザ・ピープルさんを訪問

次は、いわき市の小名浜地区で、復興支援センターの運営や古着のリサイクル活動を行っているNPO法人ザ・ピープルさんを訪ねました。

古着という手段を通じたリサイクル活動(回収・販売)や国際協力など、多岐に渡った活動をされています。(詳しくは、こちら

 

事務局長の甘南備さんやスタッフの人見さんから、特に3.11以後のお話についてうかがいました。

ショッピングセンターでの交流サロンの運営や、風評被害や塩害オーガニックコットンプロジェクト、復興支援トートバックの販売など、自分たちの持ち味を十分に発揮した活動で、細かな質問にも答えていただき、今後の活動の参考になる部分がたくさんありました。

やはり最前線で取り組んでいる方々の言葉は重みが違います。

 

 


活動のあとは・・・

目一杯濃い時間を過ごした後は、いわきの湯本温泉でゆっくりと汗を流し、夕食タイム。

今日一日の活動を通して、すっかりチームワークが身についている様子。 カレー、サラダなど、てきぱきと調理していきます。 みんなで食べる料理は本当にウマイ。

その後は、今日一日の振り返りとして、それぞれが感じたこと、考えたことの共有タイム。

 

それぞれが吸収したことや疑問をアウトプットすることで、人へ新たな視点を伝えると同時に、自分に落とし込んでいきます。

 

「現地に来るだけじゃなく、大学の中で力になれることがあるのではないか」

「仮設のイベントに来ない人が心配で、どうフォローしたらよいのか考えたい。」

「みんな思った以上に元気だった。だけど、一人になったときに寂しい想いをしているのかもしれない。週末だけでなく、日中の支援などできないだろうか」などなど、自分の経験などから、見たこと、感じたことの先を想像し、次のアクションをイメージしている様子。

その言葉一つ一つが頼もしく感じました。

 

その後は自然な流れで、それぞれが感じた疑問や、次への課題について、みんなでざっくばらんなトークの時間へ。

 

多様な価値観や経験が集まるこういった雑談から、新たなアイデアが生まれてきたりもするものです。恋バナ(笑)なんかもありつつ、今回も夜が更けていくのでした。