海岸沿いの状況視察
2日目です。
まずは、いわき市で一番大きい仮設住宅がある、いわき中央台仮設住宅や、3.11被災者を支援するいわき連絡協議会などを視察へ。
その後、塩屋埼灯台から薄磯海岸を見てまわりました。 津波の爪痕を初めて目にした参加者もおり、その光景をしっかりと目に焼き付けていました。


プランター作りの会の準備
お昼からは、前回に引き続き湯ノ岳山荘という施設で、トチギ環境未来基地が仮設住宅で行っているプランター作りの会の準備です。
風が通り抜ける気持ちの良い作業小屋の中で、仮設住宅の方を想像し、のこぎりで木材を切ったり、ドリルで穴をあけたり、木材をキレイに磨いたり、笑い声が絶えぬ中、みんな楽しく活動していました。
前回よりも人数が多いこともあって、2時間ほどで活動終了。
一人ひとりの力は小さくても、集った時の推進力を実感した活動となりました。
この活動をもって、今回のワークキャンプは終了です。
様々な活動を行い、非常に中身の濃い2日間となりました。


それぞれの想い・・・次の一歩へ
最後の振り返りでは、
継続的にいわきでの活動に関わりたいと話してくれた人、また仲間を連れて貢献したいと語ってくれた人、ここでの学びを栃木で活かしたいと語ってくれた人など、参加者それぞれが、この2日間での出会いや体験を通して、感じたこと、考えたこと、想いを新たにしたこと、次へのアクションを語ってくれました。
そして、何より楽しかったと★
これらがこのワークキャンプでの大きな財産です。
栃木での生活とはちょっと違う中で蒔いた種を、ぜひホームに持ち帰って、咲かせてくれたら嬉しいです。
参加してくださったみなさま、お疲れ様でした。
そして、本当にありがとうございました。
また、毎回質の高いプログラムを提供してくださるトチギ環境未来基地のみなさま、いわきの方々、どうもありがとうございました。
私たちスタッフも、若者の持つ可能性や力を改めて実感した活動となりました。彼らと切磋琢磨しながら、より一層活動に尽力していきます。
次回は、8月11日―12日になります。みなさんの参加をお待ちしています。
