夏の育苗男子
当団体で実施している復興支援プロジェクト「ユースワークキャンプinいわき」で、現地パートナーとして協力していただいているNPO法人トチギ環境未来基地さんの「苗木 forいわき」プロジェクト。
このプロジェクトで植える松の苗木を、6月から育てさせていただいております。
今日は、夏の育苗男子の奮闘をお届けします。
救世主あらわる
「やすたろう」と「ウーベ」を育てはじめて、約1ヶ月が経過しました。
与えうる限りの愛情と時間をかけて、水やり、日光浴など、お世話させてもらっています。
しかし、どうしても生育が良くない。
このままでは、「やすたろう」と「ウーベ」の命にかかわります。
どうしたものかと思案の日々を送る育苗男子。
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しかし、灯台もとくらしとは良くいったもんです。
救世主はすぐそばにいたのです。
救世主は、オフィスをシェアしている「とちぎユースワークカレッジ」のスタッフNさん。
なんと、趣味が盆栽とのこと。
「あれじゃあ、育たないかも」と、ずっと心配してくださっていたようです。
「大がかりな手術が必要かもしれない」
そう、救世主はおっしゃいました。
救世主との大手術
それから、話はとんとん拍子に進み、新しい土など手配くださり、手術の日を迎えました。
生育のよくない原因として考えられるのは、
・水はけの悪さ
・土の密度が濃く、空気の層がない
ということ。
それらを改善するための、「土の入れ替え手術」となります。

手際よく手術をすすめる、カレッジスタッフNさん。
テキパキとした作業とわかりやすいアドバイスで、
育苗男子もたくさん学ぶことができました。

見事に生まれ変わった、「やすたろう」と「ウーベ」は、これから少し安静にするために、2週間の入院生活。
ギブスもはめて、すこし病人みたいです。
でも、これからすくすく育つために必要な手術だったので、きっと彼らも満足してるはず。
では、また彼らに変化があれば、レポートしていきます。
(事務局:育苗男子)