レポート ミライカタルキャンプ2-自然×未来×自分。-/とちぎ学生未来創造会議(ユース共催事業)

9月6、7日、那須高原自然学校で、2012年第1弾となる「ミライカタルキャンプー自然×未来×自分。ー」を実施しました。28名の学生と大学教員や若者支援NPO、社会教育団体等からなるスタッフ12名が集まりました。

 


とちぎ学生未来創造会議は、とちぎの学生が「出会い・集い・語り合う」場として、2007年から毎年実施しています。若者の人材育成に関わる県内の大学教員、若者支援専門家、社会教育団体の職員の、学生間の交流を図るプログラムを通して、未来と社会に主体的に関わる意欲を育んでいくことを目的に開催しています。

 

 

毎年、事業の振り返りから新たなプログラムを創り実施していく未来創造会議の2012年の第一弾は、“自然の中で、未来を考え、自分を開き、繋がっていく”キャンプを実施しました。

 

 

まず、全体の一体感と初めての参加者の不安を取り除くために、作新学院大学の青木昭彦先生によるアイスブレークを行いました。言葉を使わず、誕生日順にならび、ボールをパスしながら名前を呼び合うものでした。学生の表情もみるみる笑顔になっていきました。

 

 

学生の語り合いの場づくり、未来や社会に関わる意欲を育む場としてキャンプは、ただの野外活動ではないプログラムとなりました。今回、モニョンゴロ村の木こりの佐藤隆司さんにお越しいただきました。

木こりは、木を切り、薪をつくり、木を植え、持続可能なエネルギーと森を創っています。

 

佐藤さんは、

“木こりは、100年後の未来に想いを馳せることがあります。次の世代に受け継いでいってほしい願いを込めて木を植えたりしています。”

 

そうした仕事から垣間見える未来への想いを学生は、真剣に時に笑顔で聞き入っていました。

 

 

 

午後は、木こりの佐藤さんが、切った木をやすりで磨き、福島の幼稚園へみんなで“積み木”を創る共同ワーク。佐藤さんは震災後から、単身五右衛門風呂を届けたり、漁師さんの浮玉を届けたり、薪を届けたり、幼稚園に砂場に使う大量の砂を届けたりと現在も復興支援に関わっています。一つ一つ形が違う木の破片を参加した学生が丁寧に磨いていきます。できたものにイラストやメッセージをつけて完成です。

 

積み木づくり終了後、1時間、自由時間を取りました。キャンプ場内に流れる小川で遊ぶ若者、さわがに探しに夢中になる若者、語り合う若者、それぞれ過ごし方であっというまに時間が過ぎていきまいた。

 

それから、夕食づくりの場へ移動し、お風呂へ。夜は、それぞれが自由に語り合う場になっていました。

 

 

 

翌日は、トチギ環境未来基地の大木本さんによる“美しいモノ探し”ワークショップ。グループのメンバーがそれぞれ美しいと思ったモノを持ち寄り、グループで組み合わせ作品にしていきます。それを今度は参加者全員で1つの大きな作品に。自分がきれいと思ったモノを安心して伝える事ができる場になっていました。

 

 

そして最後のプログラムは、とちぎユースサポーターズネットワークの岩井がお手伝いさせて頂きました。この二日間を振り返りながら、自分の想いを仲間に伝えるグループセッション。テーマは、“100年後に残したい大切にしたいコト”。各グループが1時間が青空の元、話合いました。当初、このテーマは難しいかと思ったのですが、仲間のスタッフから“彼らはできるから大丈夫!”との声もありました。その結果、共有の時間では、ほんとに素敵な想いや大事なことが確認することができました。

 

 

 

この2日間、参加した学生は、国際医療福祉大学、宇都宮共和大学、作新学院大学、宇都宮大学。スタッフはじめ協力して頂いた方々、国際医療福祉大学ボランティアセンター、栃木県青年会館、作新学院大学、トチギ環境未来基地、なすから教育支援ネットワーク、モニョンゴロ村、那須高原自然学校、とちぎユースサポーターズネットワーク、と多くの方々によって、開催することができています。

 

この場から未来と社会を担う若者が繋がり合って、次の一歩に進んでもらえる入口になってもらいたいと思っています。

 

次回は、おそらく2月辺りに1泊2日で実施されます(予定)。今回これなかった方も是非、ご参加下さい。

 

ちなみに、今年からミライカタルキャンプに関わって人が日常的に情報共有できる仕組みができ、終わってからも繋がり、次に向けて様々な展開が生まれそうです。 (とちぎユースサポーターズネットワーク 岩井俊宗)