11月17日(土)13:30~16:30、とちぎ青少年センターで、社会を良くするアイデアフォーラム第2部“想いを言葉に、言葉を形に”企画書のつくり方を参加者12名と共に、当団体の代表理事岩井俊宗が講師となり、実施しました。
本プログラムは、アイデアを形にしていくプロセスを理解し、“できる”自信をもってもらうこと、アイデアを出す事の面白さとアイデアを表現しフィードバックの嬉しさや広がりを実感してもらうことをテーマに開催しました。

おおまかな流れは、①趣旨説明→②参加者の自己紹介→③自己紹介→④講義/企画書のつくりかた→⑤ワークショップ/企画書を書いてみよう→⑥フィードバック/企画内容の発表と参加者からのコメント・協力できること→⑦まとめ、です。
“1分で話す”を条件に、それぞれが自己紹介をしていきました。“時間がみじかーい”、“結構話せるんですね“など、色んな反応がでてきます。1分という限りが有る中で、自分が伝えたいポイントを整理されていました。

それから、講師の自己紹介、今現在の取り組みとそこに至るまでの取り組み、事業や企画との関わり方からをお伝えさせて頂いたのち、企画書のつくり方の講義に入りました。
大事にしたいポイントとして、自分のやりたい気持ちやアイデアを大事にしたいところですが、それが、誰に必要とされているのか、そのアイデアのニーズは何かというところを重点にお話させて頂きました。

初めは、思い込みや疑問のニーズ(必要とされてるかな?ニーズかな?と思うこと)から始まり、それを調べるという作業が大事であること、調べるには、すでに 取り組んでいる方々や課題を抱えている方々に直接話を聞くこと(文字化されていない情報も多いため)や、客観的なデーターやレポートなどもリサーチするこ となど、を様々なアプローチがありますが、自分の感じた“?”をジブンゴトにし、情報のアンテナの感度を高めていき、仮の答えを複数つくっていってもらい たいです。
また事業全体の中では、企画書はある一部分であって、その後の実現していくために調整能力や課題を越えていく力、周囲を巻き込んでいく力、社会に提言・発信していく力など、多様な力が求められます。
そうした実現に向けた動き出しの作戦を立てる設計図としてもこの企画書と向き合い整理し、考えなければいけないことを見つけていくことが大切になります。
頭で理解することと、言葉で表現することには、違うので、実際ワークショップで、A3用紙一枚に5W2Hを中心にした質問を記載したワークシートに向き合ってもらいました。
自分のアイデアがある人は、オリジナルの企画書を、ない人は、実際にあった課題・相談を事例ケースとして紹介し、対応策を考えてもらいました。
参加者はそれぞれ集中して、取り組んでいました。

60分のワークショップの後、それぞれのプランを2分で発表し、それを聞いた参加者は、自分のできることや感想を付箋に書き、発表者への提供していきました。
こうした想いやアイデアの公開により、仲間や資源が広がっていき、形になる可能性が高まっていきます。 発表のプランは、リアリティはありながら、その切り口が面白いものがありました。

こうしたアイデアの種が、芽を出したらほんと面白いまちになるなーと実感しました。12月21日がiDEA→NEXTのエントリー締め切りとなっていますが、どんな未来がワクワクするアイデアに出会えるか楽しみです。
休日にも関わらず、ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
【参加者の声(一部抜粋)】-----------------------------------------
・色々な方のお話が聞けて大変勉強になりました。今後自身の活動に活かしていきたいと思います。
・面白かったです。段目ごとに分けた設定だとなお良いと思います。
・もっと企業人が参加すると面白そうです。
・大学生の意見が聞けて良かったです。
・フィードバックをもらうことの大切さ。具体的イメージを持つことの重要さ。
・とてもためになった。改めて振り返ると濃い内容でした。
・自分の為に参加したはずなのに、人のアイデアに自分が見出せてまた誰かの為に役に立てることがあるのだと気づき嬉しかった❤やはりつながりは大切ですな。
・自分のを書くこともあまりしたことがなかったのですが、他人のアイデアを真剣に聞くことで、精神が研ぎ澄まされる気がしました。