1/19(sat)-20(sun) ユースワークキャンプinいわき vol.8

2013年第1回目となる「ユースワークキャンプinいわき vol.8」を実施しました。  今年も運営パートナーである「トチギ環境未来基地」さんにコーディネートいただいての実施となります。

今回の参加者は7名。うち初参加の方が3名と、フレッシュなメンバーとのキャンプとなりました。

 

【1日目】

 第1日目のAMは、3.11被災者を支援するいわき連絡協議会:通称「みんぷく」さんを訪問。先月のふく×ふくフェスでもお世話になった事務局長の赤池さんに、最近のいわき市の状況や復興支援の現状など、お話しを伺いました。

 

 現在特に力を入れているのは、「防災ツアー」。災害はなくせないが、被害は減らせる(減災)との想いで活動されています。復興がすすむにつれ、被害の跡が見えにくくなっており(それ自体は良い事なのだが)、それが災害の記憶の風化につながってきているとも感じていらっしゃるそうです。

 印象的だったのは、「防災は、学問じゃなく生活。生活からの創意工夫という視点が必要」という言葉。日々の生活に防災に繋がるヒントがあり、無理なく行動していけるようになることが大切なのです。

 

赤池さん、貴重なお話しありがとうございました。

 

 

 PMは、いわき市沿岸部の罹災地を視察し、昨年の10月から立入ができるようになった楢葉町にも足を伸ばしました。広野町以北では、多くの除染作業員が作業を行っており、すれ違う作業車両と至るところに置かれた黒い袋(表土回収)が、目につきました。

 

 その後は、常磐関船仮設住宅へお伺いし、おてふきタオルを製作している手芸グループの皆さんへの売上実績報告と交流会。こちらのグループの皆様とは、おてふきタオル「fukufuku」を、イベント等で販売させていただいており、それからこうして定期的に訪問しています。

 

 創り手さんの想い日頃の生活や製作上の苦労話など、色んなお話しをさせていただくことができました。訪問メンバーの中に広野町出身の若者がいたので、地元トークでも盛り上がりました。 

 こうしてお互い顔を合わせながらお話しすることで、創り手さんの商品に対する想いを知り、活動へのモチベーションへと繋げています。

 

 

 その後は、みんなで夕食(鍋!)をつくって、団らん。朝から動きっぱなしだったので、やっと一息。 それからは、一日の振り返りをして、日帰り便のメンバーが帰路へつきました。 宿泊メンバーは「これから自分達にできること」など、夜遅くまで語り合っていました。

【2日目】

 2日目は、震災後から広野町の仮設住宅を中心に、仮設の運営をサポートしてきたNPO法人みかんクラブの元スタッフで、現在みんぷくでインターンを行っている高梨幸司さんに、現在の広野の状況などを伺いました。

 

 町としては、町民の帰還を促しているが、お店や病院がない、バスが走っていないなどの理由からなかなか思うように進んでいないのが現状のようです。また、除染作業員が多く、治安が心配との声もあるとのことでした。他にも高梨さんからは、仮設の方の声など、たくさん学ばせていただきました。

 

どうもありがとうございました。

 

 

 

 その後は、いわき市でも山側に位置する三和地区へ。もともと高齢者が多く住む地域でしたが、原発事故後、さらに元気がなくなっています。同じいわき市でも、津波や原発等での直接被害とは別に、これまで抱えていた問題がより深くなっている地域です。  

 

 現地の方と一緒にお昼をたべ、この地区の歴史や気候などの物語を伺う事ができました。この地区で若者が活動することにとっても期待していただいていました。

 

 その後は、トチギ環境未来基地さんの新事務所のお片付け。ここは、若者が集い、地域で活動していくための前進基地となる予定で、その初めの1歩をお手伝いです。荒れ放題だったお部屋も1時間足らずで、かなりきれいになりました。

 

 今回のキャンプは、特に手仕事復興商品の作り手さんとの交流やいわき市の状況を知ることをメインに活動しました。ここで感じ考えたことを、栃木でのアクションや日々の行動に活かしていってもらえたらと思います。

 

 参加してくださったみなさま、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。 みんぷくの赤池さん、常磐関船仮設住宅さん、元みかんクラブの高梨さん、また毎回プログラムのご協力をいただけるトチギ環境未来基地さん、どうもありがとうございました。