とちぎの新しい物語をつむぐ
iDEA→NEXT2014のファイナリストが初めて集う会となりました「iDEA→NEXTギャザリング」を、
栃木県青年会館コンセーレで行いました。
この「ギャザリング」では、ファイナリストがメンターとなる先駆的実践者たちとのアイデアの共有を通して、それぞれのアイデアを更に磨くために行うものです。
10時の開始後アイスブレイクの自己紹介などを挟みながら、
代表岩井のウェルカムガイダンス「社会事業家誕生の経緯」や「iDEA→NEXTについて」の説明などの話がまず行われました。

その後は那須塩原市でパンアキモトを経営する秋元社長の講演です。
実際に阪神大震災の時に聞いた「もっとやわらかいパンが食べたい」という被災者の声。
その言葉に応えるべく、研究を重ね、開発したパンの缶詰。
これを世界の飢餓撲滅を目的としたソーシャルビジネスとして成功させ、メディアにも取り上げられた「救缶鳥プロジェクト」の話をはじめ、アイデアを事業化することの大切さなど事業家哲学をお話頂きました。
余談ですが、この日は午後東京でテレビ番組の撮影だとのことでした。
お忙しいところありがとうございました!

午後はアイデアのプレゼンテーションの時間。
発表慣れしている人、していない人様々でしたが、
皆さんの一生懸命さはとても伝わってくる時間でした。
プログラムの都合上とはいえ発表時間5分は苦しかったかな?

さてその後いよいよギャザリングの目玉、メンターの方とのブラッシュアップの時間です。
昨年も感じたことですが、この時間の熱気は本当にすごい。
比喩的な言い方としてももちろんですが、部屋の温度が1月とは思えない暑さになっています。
メンターさんもファイナリストの皆さんも真剣勝負!の熱い議論が繰り広げられていきます。
140分のメンタリング時間を経たあとの皆さんの顔は、真剣に手応えをつかんだ人あり、
凹んで複雑な表情を浮かべる人あり…
1日目のプログラムはかくして終了、各々の課題と向き合いつつ夜は更けていきました。

2日目のプログラムはバーチャルボードミーティングという参加者もメンターも円卓上に一つの机を囲み、自由に議論を繰り広げるという形に。
1対1(or 1グループ)であったメンターの方との議論も熱を帯びましたが、全方向から意見が飛んでくるバーチャルボードミーティングも、1日目とはまた違った形の盛り上がりを見せました。
その後は個人でアイデアを詰める時間及びメンターの方への個別相談の時間も経て、
ファイナルプレゼンテーションでの発表順番決めや今後の予定などを話し合い、無事iDEA→NEXTギャザリングは幕を閉じました。

参加者の皆さま、お疲れさまでした!
多大なご協力をいただきましたメンターの皆さま、お忙しい中、誠にありがとうございました!
応援してくださるメンターや地域の方々の叱咤激励を胸に、これからアイデアを更にブラッシュアップし、アクションに向けて試行錯誤する日々が始まります。
我々とメンターの皆様方で、ファイナリストに伴走していきます。
若者とメンターの出会いから生まれた化学反応から、何かおもしろいことが起きそうなワクワク感や期待感が生まれています。
こういった世代や業態を超えて生み出していくことで、新たなプレやーが生まれ、地域をより魅力的にしていくのだと確信しています。
この日から50日後、いよいよiDEA→NEXTファイナルがスタートです!
